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ある遠方へ出かけた時の奇跡の物語⁉

私は世間が言う方向音痴かもしれない。しかし、地図が読めないわけではない。ただどこにいるかが判らないだけです。公衆のおトイレに入り、外に出ようとしたら右と左が判らなくなる程度のことはあります。

 

この日も、運が悪く地図は読めるが行くべき方向がわからない。仕方ない、コンビニで道を聞くことに。店員さんが非常に親切で、明確な案内により全てを理解し「あなるほど。外に出たら左ですね」と答える。
すると「ちょっと待ってください。外に出ましょう。」と言い、ご丁寧に彼の右手を右方向へ指さし「こっちです」と。。。。あ、そっか、右か。…

丁寧にお礼を伝え、会場へ。なぜか言われた通りに進むも再度、道を失う。
すると正面から歩いてきたおじさま、いや、おじいさんと言ってもひょっとしたら怒られないかもしれないご年齢の方が「君、判った?」とすれ違う瞬間に話しかけてこらえました。え、ど、どなたでしたでしょう? まさか、知り合い? 驚きも顔に出たのでしょう。
「さっき、コンビニで道聞いてたでしょ?」と。。。。
あ。。。はい。確かにそれ私です(まだ脳内は誰?状態)。すると
「そっちじゃないよ、あっちだよ」
とだけ言い残し去っていきました。   うそ、 逆だわ! と気づいた私は、無事に目的地に到着できました。

これは、やなせミディアムのレッスンの会場へ向かう日の出来事です。

 

 

もう一つは、イギリスの田舎での出事。ホテルまで帰ろうとしたとき私のスマホのナビと、教えて頂いた方向が真逆。どうしたものか途方に暮れていたけど、さらに悪いのはこの列車を逃すと次は2時間後、というローカル線でした。不安と焦りの中、どうしたものかと辺りを見渡すと、線路反対側に女性が一人座っているのが見えたのでこの方に聞くしかない!

この美しく、優しいオーラの女性はすぐに滞在ホテルを調べてくれて

「そのホテル、ヴィクトリアステーションを通るみたいね。そのヴィクトリアステーションなら私も通る駅よ。案内するわ。」
と、駅までご一緒してくれると言うのです。電車の中ではそのあたりの事を教えてもらったり、イタリアへ旅行をしたときのことを話してくれたりと、会話を楽しんでいる間にあっという間に駅に到着。

ヴィクトリアステーションのホームで
「あなたはここで乗換えよ。〇番ホームへ行き△方面へ行くのよ。私はこちらへ行くからあなたとはここでお別れね」
ここまでの親切にウルっときてしまうほどで、思い切りハグしたい!!! でもそれはさすがに行き過ぎか(コロナ前ですが)。。。とっさに出た言葉が
「せめてお名前だけでも教えて頂けないかしら?」
すると彼女は
「私はこの駅の名前、ビクトリアよ。あなたが駅の名前を言ったとき、これは偶然ではないわ。あなたと一緒に駅まで行くべきだ、と思っていたのよ。日本から来た人と会うなんて!」
と!!!

 

なんと。
おしゃれすぎる!

 

偶然はないと言うけれど、感謝は言うまでもないのですが、何より奇跡の出会いはいつまでも心に残っていて思い出すだけでも心が暖かくなります。

もう一度ヴィクトリアに会いたい!!!

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