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私が経験した様々なミディアムについて掲載しています。

別ブログに掲載していますが、こちらに転記しました。ちょっと長いですが。

—***

 

最高の霊能者 1

随分前、いや昔の話と言ってもいいかもしれない頃の出来事です。
この頃、霊能者という存在に対して懐疑的でした。そう、あの方と出会うまでは。

過去に書いたものですが、ブログ移設でこちらに掲載します。

—***—***—

ある日、自分の車は買って半年の車だったのに、どういうわけか父の車に乗り本屋さんへ出かけた。バッグは買って1か月の、今じゃ買う気にもならないブランドと言われる物で、その中にこれまた、どういうわけか自分の車のキーを、それもご丁寧にスペアキーまで入れていた。財布と父の車のキーだけを持ち本屋さんへ入って、立ち読みして(お勧めしない)本屋さんを出て車に戻ったらバッグがない。
手に持った財布とキーを握りしめ立ち尽くすことしばし。理解したのは「車上狙い」。
帰宅途中にある派出所で被害届を出したがお巡りさんが「出てこないと思った方がいい」と言う。しばらく口がきけないほど落ち込んだ。

翌日、あまりに落ち込む私に母が
「公園のおばあさんの所へ行け」
と言う。何やら、不思議な力を持っているおばあさんらしい。行方不明者や家出をした人の足を止めて遠くへ行かないようにしてくれるという。盗まれたバッグも遠くへ行かないように頼んで来い、というのがだが遠くに行かないだけで、見つからなければ意味がないではないか?とほぼ無視を決め込んだ。そもそもキーがないからそこに車があっても乗れないわけで。

しかし、占いやら、霊能者やら、全く信じないあの強烈なキャラクターの母親が私に言うからにはよほどの人物なのだろう。そこでお世話になっている自動車屋さんに相談すると、運がよくその会社は慰安旅行へ行くため、2日間は無料で車を貸してくれると言う。嘘みたいなラッキーを味方につけ、半信半疑のまま、公園のおばあさんの所へ出かけた。

場所はすぐに判った。普通の一軒家だったが外に赤い旗が立っている。家の中に通されると廊下のようなところで「ここで待っていてください」と言われる。そこは少し古い日本家屋、といった感じだったと思う。

呼ばれて中に入ると、そこは8畳ほどの和室で祭壇があり、座布団の前にお賽銭箱が置いてあった。そこにいたのが母の言うおばあさんで、これがおばあさんとの初対面だった。確かにご年齢はおばあさん、という感じではあるがすごい人オーラはゼロ。大丈夫だろうか?

中央に座ると「どうしたね?」と聞かれたので事情を話す。すると、くるっと後ろを向き、祭壇のに立った。
神様が祀ってあるようではあるが何かは判らない。ただ、そこにはよく見ると石が置いてある。25センチから30センチぐらいの大きさだと記憶している。
おばあさんは手を合わせ独り言をつぶやき始めた。

時々私の方を振り返り質問をする。
「大きいカバンか?  色は?」
それに応えると、また神様の方を向く。
詳細な情報が必要なのだろう。ただ、おかしなことが一つある。おばあちゃんは石を目の前に一人で会話をしているのだ。それも石を持ち上げたり降ろしたりしている。
「ああ、そうですか。 そりゃ、そりゃ」
でも私には石からの回答は聞こえない。私は耳を澄ましここかから聞こえてくるはずの声を聞き取ろうと試みた。それでも聞こえるのはおばあちゃんの声だけだ。

 

石を持ち上げたり降ろしたりしながら会話をすることしばし。不思議な時間に終わりがきた。くるっと振り返り私を見て
「出てくると言っておらっしぇる」
「・・・・・・・・・え?(誰が???)」
「お母さんは何しとらっしぇる?」
「家にいます」
「おかあしゃんと一緒にいきなしゃ。本屋の南北の道の草むらの中にあると言っておらっしぇる。」
「・・・・ありますか?(だから誰が?)」
「ある、と言っておらっしぇる」
「・・・・・はぁ。。。」
私には聞こえないと判断するのが正しいのか、それとも聞こえない私がおかしいのか?

「行ってきなしゃ~」
の一言で我に返り自宅へ戻った。

最高の霊能者2

正直あまり言われた内容を信じていなかった。大体、信じられるはずがない。所が母が軍手と長い棒を持ち探しに行くと言い出した。まさか、本当にバッグが見つかると思っているのか? おばあちゃんを信じるのか? 占いさえ信じない母が?

結局、本屋さんへ借りた車で行き、おばあさんの指示通りに、私は北、母は南、と別れて歩き始めて探したが、確かに草むらがある。道も南北にある。というか、南北にしか道はない。どうしておばあさんは来たこともないこの場所の南北の道を指定したのだろう。草むらがあるのがどうして判ったのだろう。一番の疑問は母と一緒に行け、と言ったことだった。

どれ程か進んだが見つからなかった。反対から歩いてきた母が手を振っている。よく見るとお腹に何かを抱えている。

「あったよ!!!!! これでしょ? 買ったばかりでほとんど覚えていないバッグだけど新しいから間違いない。」

と言うではないか。母は言われたと入り草むらの中でこのバッグを見つけたと言う。すぐ隣に黒いスポーツバッグのようなものがあったという。とにかく慌ててバッグの中身を確認すると、何一つなくなったものはなかった。確かおばあさんが

「じぇんぶ出てくる」

と言っていたのを思い出した。緊張なのか何なのか判らないが体が少し震えた記憶がある。

派出所へ行き、もう一つのバッグも届け帰宅した。

母がおばさんの所へお礼に行って来いという。こういう時はお供えが必要だと言われ、神様だろうと思われる方ににお供えするためお菓子を買って、おばあさんの所へ行った。見つかったことを話すとおばあさんは

「そりゃよかった。出てきたか?」

とニコニコしながら一緒に喜んでくれた。

で、当然のようにとくるっと神様の方へ向き石と会話し始めた。耳を澄ますがおばあさんに返答する声は相変わらず私には聞こえない。
「この方がお礼にきておらっしぇる。カバンが出て来たと喜んでおらっしぇるでな。まことにありがとうございます。。。。。」
としばらく話こんでいた。またくるっと私の方へ向き
「お礼に来てくれる人は少ないじゃが、わざわざ来てくれて喜んでおらっしぇる。これからもちゃ~んと見ておってくれるでな。まことよ~来てくだしゃったなぁ。そりゃそりゃ、良かったでぇ。」

と言うのだが、だから誰が?

このようなことがあれば、信じるにきまってる。問題は、話した相手がどのような存在であったのか、どのようにして会話をしたのか、である。しかし、どういうわけか追及する事をしなかった。それはおばあさんだからできる事、という考えに落ち着いたからであった。

その事件の後、何かあると私は公園のおばあさんの所へ行くようになった。特にお見合いの話が来た時には私には救いの神のような存在となった。

ある日、圧倒的なパワーで見合いをしろと迫る母が写真を手渡し「公園のおばあさんの所で聞いて来い。結婚しろと言うはずだ」と言った。

私はお見合いをしろと言われない自信があったが(理由は不明)おばあさんを頼ることにした。前回同様、くるっと後ろを向き、神様の方を向いて会話が始まった。

「この人じゃないですか。はぁ、はぁ~・・・・ そうですか。ほほ~」

会話が終了しくるっと私の方を向き

「あと2週間したら違う人が出てくると言っておらっしぇる」

とのことだ。だから誰が?
この時ばかりは勇気を出して具体的なことを聞いてみた。
「私はその人と結婚するのでしょうか」

「それは今は判らんじょ。2週間後にその人の写真をもって又来なしゃい。聞いてあげるでなぁ」

と言われた。

母がこれであきらめたと思いきや、また見合いの話を持ってきた。まさかと思うが・・・・・

そう。その日がきっちり2週間後だったのだ。

もちろん、おばあさんの指示通り写真をもってこの人と結婚する運命にあるのかを聞いた。答えは「結婚する気があるのか? 言われて見合いをしているだけでねぇのか? それでは(神様は)答えてはくれねぇじょ」だった。おっしゃる通りです。。。。。

それにしても一体このおばあさんは何者だろう。他にも母から聞いたのは、家出した息子さんの居場所を言い当てた、とか、高校を中退すると言い出した息子の中退を阻止したいという問題には「無理です。中退します」と言い、その通りになったとか。。。ことごとく言い当てていく事ばかりだった。

とにかくすごい力を持った人らしく多くの人が助けを求めにやってくるらしい。実際に、2時間ほど待つこともあった。

その後、足が遠のくが、ある時どうしてもおばあさんの所へ行きたくなった。所が、あるはずの家が道路になっていた。たまたまたいた近所の方に伺うと、道路1本挟んだ向こう側に建つモダン建築の家がそうだと教えてくれた。
お孫さんのお嫁んさんに当たる方が突然の訪問に快く対応してくれた。
この時おばあさんが亡くなられていたと知る。今も祭壇に神様は祀ってあるが後継者がいないそうだ。誰もおばあさんと同じ能力を持った人がいない、というのがその理由らしい。

今は、おばあさんにお世話になった方たちが自主的に神様のお世話をしに来てくれるという。このお嫁さんも、うわさに聞いていたけれどこんなすごい人だとは知らなかったと話されていた。

今も、霊能者と言われるとこのおばあさんの事を思い出す。私にとって最強であり最初に出会った霊能者だった。

fin

最高のミディアム

カウンセリングの本来の目的は、霊と霊界の存在、そして、霊とのコミュニケーションが可能であることを証明することにあります。私ももちろんスピリチュアル・リーディングを受けたことがありますが、ただ中には、”証明”とまではいかなかった内容のものも経験しています。

これは随分前にさかのぼります。
亡父の趣味の一つがアユ釣りでした。アユ釣りの竿は割と高額なものが多く、しかし家族は誰もアユ釣りに興味がありません。
そこで売却を試みます。方法はオークションです。あっという間に価格が上がり想像以上の高値で落札されました。
筒に入れ、周りを梱包材で包み、頑丈に梱包したのですが。。。。落札者様の所に届いたら竿が折れていたのです。
私は不安を覚えました。当時の私は、父の仕業か?とまで思ったりもしました。ひどい妄想ですが。

所が、忘却が得意と何度も言ってきた通り、当然のように、この後何も無かったかのように妄想ともども忘れていったのです。

その後、どれほどかして、父の部屋を片づけようと見つけたのが模造刀です。父の趣味だったのでしょうか。勿論、家族に引き継ぐものはいません。
そこで売却を試みます。方法は勿論オークションです。あっという間に落札されました。
頑丈に梱包したのですが。。。落札者様の手元に届いたときには折れていました。

釣竿の事を思い出したのはこの時です。一度ならず二度までも。。。この頃は学び始めていたし、亡くなった人は物には執着しないと理解していても、心の奥底ではこの二つは偶然だと片づけられず意味を求めていたのです。

そんな時に受けたのがリーディングです。残念ながら結果は思ったものではなく、はっきりしないまま時が過ぎて行きます。

気付けばまたこの出来事を忘れていきます。気になると言いながら(笑)

 

それから数年後、スピリチュアリズムを学ぶためにイギリスへ渡ります。当初予定はしていなかったのですが、リーディングも受けました。

リーディングが始まると父が出てきて
「刀の事を言っている」
といきなり言うのです。
刀! 売ったやつだ(-_-;) と記憶がよみがえってきました。

間違いない!!父だ!!!売ったから怒ってるって言いに来たんだ。。。心臓が鼓動を早めたのを感じます。
ミディアムに「その刀は売った」と言うと、「売ったの?」と笑いながら言うのです。
「いや、笑い事じゃないんです。折れてたんです。父は怒ってますよね?」
「まさか!お父さんは笑っているわ。やってしまったね、って顔よ」
と言います。ミディアムも笑っています。

そして続けます。
「あなたのお父様は、愛情を届けに来ててくれているのよ。」
と。

この事が全てを説明してくれているようでした。そう、父がそこにいるような感覚も忘れられません。

リーディングの感動と感覚は今も記憶に残っています。そしてこのミディアムは忘れられない一人となりました。

最年少ミディアム?

ある番組で放送されていたので見ていたからもいらっしゃるかもしれません。これはある少女の語ったお話しですが、それが漫画になっています。

その内容は(一部です)

3歳の少女(長女さん)は、お母さんの妊娠を予言、赤ちゃんの性別も予言します。
ある日、長女ちゃんがお空の上の話をしてあげると、話し始めたのが生まれる前の事でした。

雲の上で どのお父さんにするかお母さんにするかを見ていた。自分でどの親の元に生まれるか決めた。

実際に妹さんがいるのですが、娘さんと妹さんは生まれる前同じお空の上にいた。

お空の上から、生まれてきたときのことも話しています。簡単に言うと、流産されたお子さんがいらっしゃったのですが、その子とはお空の世界で一緒にいたことや一度お空の世界へ戻ったことなどです。

また、お空の上には神様が沢山いて、神様のお顔も覚えている。人間の姿の神様がほとんどだけれど光だけの人もいた。

私達は光の存在と言われていますが、まさにそのことなのでしょう。

神様にお空の事を覚えておいて、お母さんに伝えてあげてと、頼まれてきたんだと言います。

ミディアムの役割と同じですね。私が知る限り、最年少のミディアムなのではないかと。。。。。

 

この内容は、漫画になっています。

 

kindle版

重要なミディアム

ミディアムと言えば、もう一人私にとって重要な方がいます。ミディアムTさんです(以降M・Tさんと表記)。

数年前に受けたリーディングの時の事です。
M・Tさん「学ぶためにイギリス行きます?」
私「いえ、予定はないです。ジャパニーズウィークも終わってますし」
M・Tさん「行くと思いますよ」

という会話が。

イギリスにはアーサーフィンドレーカレッジ、SAGBなど学ぶ所はいくつかあり、その中でアーサーフィンドレーはジャパニーズウィークというクラスが年に1度開催されていました。

日本語通訳さんがついてくれるので、英語が苦手な方でも学ぶことができるという、非常にありがたいシステムです。

実はこの少し前に知り合いにジャパニーズウィークに参加しないかと誘われたのですが、あっさり断ってました。簡単に言うと行く気がなかったということです。

M・Tさんが続けて
「イギリス人の中年女性が講師で、周りには日本人がいないです。」
行く気がない私が180°転換して行く気になったとしても、日本人が私だけ? それって・・・ん???でした。

「まさか、それはないと思います」
と言った、その1年ほど後イギリスにいました(笑) 人生何が起こるか判らないものです。

 

イギリスでは、最初の学校ではイギリス人のご年配の女性が講師でした。
次の学校では講師は男性2人、女性1人の3名で、クラスも3つに分かれます。
まさか、という予感は当たり女性の講師のクラスに配置されるという結果に。おまけに確かに日本人は私一人で、リーディング通りの状況におかれていました。

このリーディングがなければ飛行機チケットを取る気にはならなかったと思います。

 

完全否定したくせに、そんなことは過去の事。思い切りイギリスをエンジョイしてしまいました(笑)
さらに詳しいことはまたいずれ・・・・

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